秋田へ引っ越ししました。秋田市仁別にてスタジオ“nesta”整備中。 陶芸家田村一の日常、夢想、備忘録などなど.文章を書くのが苦手な作者のための練習帳.


by tebokehandmade

クラフトフェア

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やはり、ちょっと書いとかないとと。



今日、Twitterの方にも断続的に書き込んだんだけど、松本クラフトフェアの方がブログに実際に応募された選考書類を載っけてたことについて。



ご存じない方に補足すると通常、クラフトフェアに出店するには、作品写真なんかを一枚の紙に貼り付けたものを同封して、それをもとに主催者が選考するというのがオーソドックスなもの。



その一枚で参加できるかどうかが決まるから、皆いちばん力を入れるのがこのペーパー。
そりゃそうだ、入試でいったら答案用紙みたいなものだからね。
作家にしてみたら、たくさん作品を見せたいし、そこが自分のセンスの見せどころとばかり張り切って構成するのです。



そして松本クラフトと言えば、歴史も長く規模、集客あわせて日本随一のクラフトフェア。たくさんのお客さんも来るし、いわゆるいいお店の方に見てもらう、大きなチャンスになるのです。
実際、ここを足がかりにブレイクした友人もたくさん目の当たりにしました。



だから我々、作家にとって数あるクラフトフェアの中でも松クラに出店できるのは、ある種のステータスだし目標だし、なにより成功への第一歩だと考える若い子もいるくらいです。






その足がかりになるこの応募書類を、出店者発表以前に主催者側がブログに載せてしまったのです。



この書類には都市伝説のようなものがあって、やれはみ出しちゃいけないとか、じゃあ観音開きはどうとか、みんなよく分からない。そんな工夫の一端を掲載したと。



もちろん名前は消してあったけど、載っていたのには知人の作品も。いくら名前を消しても見る人が見れば明白。そのくらいの作品なんですから。



まぁ応募期間前だったり、発表後だったら理解できなくもないですが、書類選考の真っ最中。あと数日で発表というこの時期に。



ここに掲載された作家さんはどう感じるんでしょうか?目立つ書類を書いてブログに取り上げられたからといって、出店できるかどうか分かりません。逆にこんなんやっちゃってと晒されたと感じる場合だって。
要は我々にとっては出店できるかどうかが問題なんです。



どんな学校の試験だって答案は公開しないですよね。





彼らは何の意図でこの“答案”を公開したんでしょう?



自分は正直理解に苦しみます。





自分は一度も松本クラフトには応募したこともないし、もちろん出店もないです。というか自分にはどうしても出店したいと思えないのです。



自分は松本クラフトに対して、正直あまりいい印象を持っていません。
明確にみえない選考基準とか判子一個で送られてくる判定とか、場所取りについて古参と新参で見えない優先順位あるように見えると聞いたり。
ネガティブな印象の方が強い。行って不愉快な思いをするなら、そこに敢えて行こうとは思いません。



何度か出店したクラフトフェアは運営や天気などであまりうまいこといかないこともあったこともありましたが、主催者に対して不愉快な思いをしたことはありません。
それは彼らがきちんと誠意を持った態度で我々、作家に接してくれたからです。愛があったと換言しても。



では今回の主催者のやったことは、作家に対して誠意ある行動だったのでしょうか?配慮はあったのでしょうか?



松本クラフトはオリジンとして沢山のクラフトフェアの雛型になっていると思います。今回もたくさんの出店希望があったろうし、お客さんもたくさん来るでしょう。
主催者側の方のなさってる苦労には頭が下がります。



先日のニコ生で村上隆氏が発言してたようにアートとは違い、クラフトという分野は特殊で、このようなイベントが成り立つのです。(ニコ生に出演してた二人は出店したことはないはずですよ→村上さん)

その意味でもクラフトフェアの仕組みには、皆注目してるはず。





だからこそ、敢えて問題を提起させていただきます。



長文失礼いたしました。


hajimeeeee
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by tebokehandmade | 2011-02-15 00:14