秋田へ引っ越ししました。秋田市仁別にてスタジオ“nesta”整備中。 陶芸家田村一の日常、夢想、備忘録などなど.文章を書くのが苦手な作者のための練習帳.


by tebokehandmade

<   2011年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

January〜February

c0204518_919069.jpg

c0204518_919060.jpg

さてさて東銀座Petit Luxeでの展示もあと2日。



26日より新宿伊勢丹で開催中のMashiko_Contemporary展に出品してます。益子なう展てのは却下されたサブタイトル。
なうな益子の若い作家を一気に見る機会です。
伊勢丹ではサロンドゥショコラも開催中。


本日より千葉の艶ふさんにて開催のグループ展に参加します。
鍋やら土モノも。まだ行ったことはないのですが、海のそばのギャラリーだそう。気持ちいいだろうなぁ。
http://www.irou.jp/event6/


そして秋田のココラボでの「秋田ずらり」展も今日から2月6日まで。タムラも3日くらいから行こうかなと思ってます。貝焼鍋やら新しい片口などなど。この時期の秋田は久しぶり。がっつり雪浴びて来よう。





hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-28 09:19

「人体の世界」展

c0204518_2259018.jpg

mixiで見かけたニュースについて覚え書き。



京都で開催されたプラスティネーション標本について大学教授が気分を害されたと提訴。
じゃ見なきゃいいじゃんて思ったんだけど、どうも事情は違うらしい。


自分が10年以上前、上野の科博で見たのはドイツの学者の手によるもの。プラスティネーション標本はもとより、漱石の脳や普通に臓器の液浸標本なんかもあって、理科室の延長みたいで学術的な展示だった。プラスティネーション標本の作り方や色んな動物をプラスティネーションにしたものとかには触れたりとか。改修前の古い科博の小部屋をぐるぐる廻ったり、会場と企画がうまくかみあった面白い展示だった。

もちろんプラスティネーション標本はあまりに、生々しくて、キツい人にはキツいだろうと思ったし、途中吐瀉物を片付けてる職員の方もいらした。

驚いたのはその人出。会場がものすごいごった返してる。みんなそんな理科好きか?って。でやっぱりそこにはある種の見世物小屋感があったんだと思った。まぁそんなもんだと。でもちょっとした違和感があったのは確か。

今この展示の図録で確認したら開催は1995年のこと。




その後、数年前からずいぶんとまぁ人体の不思議展やってるなぁと。
実際には見に行ってないからわからないけど、展示されてる標本が随分とおかしなことになってるらしい。どうもこの技術が中国に渡って、スキャンダラスでただのグロなだけの標本が乱造されてるようだ。

死刑囚のものという真偽はともかく、

要はこれらの展示は、単なる見世物小屋になってしまったのか?


ヒトって本能的に怖くてグロいもの結構好きでそれをちょこっとだけ覗いてみたいと思ってる。見世物小屋なんかはそこをうまいことついてる。
見世物小屋での出し物は「覗く」から成立するんであって、あくまでそこは日常生活とは一線をひいてある。
「覗く」行為にはある種の後ろめたさだったり畏怖の念が込められてる。おおっぴらに見たらメデューサの眼に当てられたみたく固まってしまう。だからこっそり盗み見しないと。
19世紀末にできた博物館にはCabinetOfCuriosityという奇形だったりでっちあげだけの生物標本を集めた部屋があった。
そこにはまだ見たことないものに対する好奇心と畏怖に対するヒト自らの行為があったように思う。
15年前の上野の展示からも同じベクトルを感じた。



ところが昨今やってるこのての展示はどうなんだろう?
隠されたもの・隠されるべきものを詳らかに開陳するのに躊躇しないのは、傲慢で愚かな行為。
だとしたら単なる珍奇趣味に陥る。愚の骨頂。

この展示にはそこの判断かできてないんだろう。道徳観がないと言いかえてもいい。この場合。





上野のときに感じたちょっとした違和感。そこだけが突出してフォーカスした展示。だとしたら相当酷い。この教授の言い分も一利ある。




もちろん死体にだって尊厳はある。日本人くらいお墓参りする民族はいるんだろうか?
もし家族や友人が死後、そんな珍妙な標本されたら、ほんとに嫌だ。



主催者はこの辺りどう捉えてるんだろう?











hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-22 22:59

助っ人参上

c0204518_175524.jpg

釉薬かけてます。


今回、相当ギリギリにつき、助っ人わしたー参上です。


彼は益子のおっきな窯元の息子さんで、たまにお手製のお菓子を差し入れてくれたりするナイスガイ。


仕事もものすごい丁寧で、彼のかけたの見ると自分の仕事が雑で雑でいやんなるくらい。写真どっちが彼かは一目瞭然でしょ。

しかもずーっと手を動かしてるんで、こっちの作業もはかどるはかどる。休もうっても「大丈夫です!!」て、おっちゃん休みたいのに。若さってやつは。


今日も有り得ないくらいの長い時間の作業だったのに………助かります。最後の一秒まで搾り取るくらいのうちの仕事場には欠かせません。





ほんっと頼りにしてるよ、わしたー。明日もがんばろ〜





hajimeeeee







で今日作業中、ネコ拾ってさってカロのこと話したら、「知ってますよ」て。Twitterかい?と問うと「母ちゃん、ハジメさんが保護するとこ見てたみたいす」と。確かにわしたーん家からすぐのとこで拾ったんだけど。

恐るべし。わしたー母。
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-20 01:07

折れた……

c0204518_13303359.jpg

c0204518_13303312.jpg

c0204518_13303339.jpg

湿台……それは高台を削るための必須の道具。



昨晩、しゅるしゅる削ってたら折れた………

まだこのサイズ使うのに………

とりあえず応急処置。これ終わったら新調したげるから。



んでも心は折れてない。
今晩から素焼き開始!



hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-18 13:30

-

c0204518_8323155.jpg

c0204518_8323132.jpg

c0204518_8323120.jpg









hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-18 08:32

片口の口とフェラーリ

c0204518_17435745.jpg

c0204518_1743574.jpg

c0204518_17435731.jpg

c0204518_17435719.jpg

さて楽しい楽しい片口づくり。




ぐんにゃりたわませんじゃなくて、しっかり使える片口を作るのが今年の目標なのはこないだ書いた通り。


さて実践。本体と別に挽いた口を本体にくっつけます。筒のままのO字型のと上を切り欠いたU字型の口がオーソドックスなんでしょう。轆轤で挽かず指でくいっとニョッキ作るみたくして作るヒトもいますが、自分は轆轤で。


この造形が肝で、いつもよく分かんない。でちょっとぐるぐる考えてて、ひとつの回答ゲット。今回それを実践。


結果、善哉、善哉




いろいろいじってくと、U字に切り欠くときに先っちょ残してみっかと試してみたら、あらさらにいい感じ。

この処理、実は元ネタが。
遡ること2008年。F1マシンは今とは全く違ったスタイリング。ボディのあちこちにウイングがひらひらの空力マシン。あまりの恐竜的進化に翌年から一切禁止に。
自分はこのころのひらひらマシンが結構好き。どんな空気もわしっと掴んでやるみたいなフェティッシュな造形に萌え萌えしてたのです。
特にザウバーとフェラーリがものすごくて、是非調べて見てみて欲しいくらいです。

この年のフェラーリはノーズの真ん中がトンネルみたいになって、フロントウイングの空気をボディの上に流すというデザイン。そのためノーズ上に穴が開いてるという異形さ。
こういうの堪んないんです。




この片口の口はまさにそのカタチ。
上にこぼれてく液体をまたまとめるという役割。
これが後付けの理由。ホントは見た目重視。だって酒器って使って楽しい方が楽しいでしょう。




はてさて。






hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-15 17:43

「青」の時代

c0204518_12132045.jpg

c0204518_12132011.jpg

c0204518_12132088.jpg

さて24日からの個展に向けた作りも佳境、いい感じ作れてます。



今年は「青」の年にすると宣言したわけですが、「青」について。





陶芸の世界で青は空の色。キレイな青磁は「雨過天晴」と言って、雨のあとの空の色。ただ晴れてるんじゃなく、雨=湿気を孕んだ空気を通して見た空の色。


空の色は海の色を反射したともされたとも、そうなら空の色を映した青磁は水=湿気の色。





以前写真家の友人と「水」を使わないアートは信用できないと話ししたことがある。水の浸透はいちばん身近な化学変化。魔法の元。





自分がこれまで作ってきた青磁は「鉄」の化学変化。弁柄という真っ赤な鉄粉の加減で、薄いブルーから濃いブルー、静脈の血の色のよな濃緑。そして黒。これだけ色が変わる。
窯だって焚き方変えると、クレバスみたいなひびが出てきたり、霜降ったみたく凍ったような肌理に。





こんなふうに空だったり水だったり魔法だったり青は特別な色なのです。


jimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-14 12:13

初窯

c0204518_1001886.jpg

昨晩から窯焚いてます。
2011年の初窯です。
今朝は大分冷えました。



このための素焼きのときに、ちょっとしたトラブルが発生。顛末はTwitterに書いたんですが、ちょっと気が抜けない。さすがに施設の老朽化は否めないです。
うまいこと付き合っていかないといけないや。



それにしても土が冷たい!



hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-11 10:00

2011 to do

c0204518_17392486.jpg

c0204518_17392452.jpg

c0204518_17392472.jpg

年始めらしく今年のやることリストを〜




1 今年は『青』の時代。去年は青白磁をほとんどかけず、もう一つメインにずっと使ってた白マットの釉薬のバリエーションで色釉を何色か作りました。紫だったりアケビ色だったりベージュだったり。青のクスリはしのぎの中に入れたりメインでばしゃっとはかけなかった2010年。
ありがたいことに、たまに「つるっとした青のが」と言ってくださるお客様がいらっしゃるのですが、「来年に……」とお答えするねが精一杯。
勿論青白磁が嫌いになった訳じゃありません。ずっとこのクスリ使ってきて、色々欠点が見えてきたのです。とにかく透明度が足りない。あとは青の深さ。
そのモディファイはなかなか大変。一朝一夕にはできそうにない。なんで一度配合やら土の選択をし直すとこから。
一年色々考えたので大分案がたまってきました。夏前を目標に形にしたいです。久々のhaji-blue。もう少々お待ち下さい。

その先には辰砂…………なんかも………………ね………………やりたかったり…………………………してます。




2 たわませるんじゃなく、付け口のでかっちょいい片口を作る。
ちゃんと「酒器」として使える片口。なんとなく見えてはいるんだけどまだダメ。これは数でなんとか。




3 「ひきうち」で作品を作ろう。昨年末から色々試してる、ひきうち。まずは型をどうにかせねば。春にかけて何種類か型作ろう。
このシリーズは結構完成型が見えてる。青白磁かけてキレイなものになるはず!




4 毎年の目標なんだけど轆轤時の口縁の処理の徹底。口縁は器自体と空間の境目。で実際に口との接触点。その器に相応しい「厚み」があるはず。で素材が磁器なんだから、磁器らしさをもった口作りがある。
去年のはなんとなく、どれもちょっともったり「厚く」て、あんまりシャープな磁器らしさがなかったように見える。今年はもっと自覚的に厚い/薄いを使い分けて作らねば。





乞うご期待。









hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-05 17:39
c0204518_16115790.jpg

c0204518_1611575.jpg

c0204518_16115757.jpg

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。




……と言っても、すでに5日。今日よりみしみし働きます。










hajimeeeee
[PR]
by tebokehandmade | 2011-01-05 16:11